ノツケウシの夜は更けて

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高校を出る前に免許を取りたくて自動車学校に通った。
授業中の先生はとても優しいが、実技となるととたんに鬼に化す。
道を間違えると聞こえよがしにため息をついたり、分からなかったら聞きなさいと言うがとても質問できる雰囲気ではなかった。
先生によっても違うがいけすかない人が多いのは昭和50年代までの特徴といってもいい。
警察からの天下りが多いからか？と思わないでもなかった。
ナンとか免許を取って友だちを乗せてみると信号が赤なのを分からなかったりぶつけたりと。
自動車学校講師のため息も後になって分かるのであった。

北見に限らず北海道は自動車なしでは生活が成り立たないところがある。
もう少し自給自足という形を取るべきなのであろう。
東京の都心で暮らしていた方が余程運動量が多いと思ったことか。  

北７条～９条辺りに両国というラーメン屋さんがあったが（今は不明）学生時代にはよく利用した。
安くてそこそこ美味しくて、お母さんが作るラーメン屋さん。
旦那は運び専門。

15年前だったか兄貴が帰ってきたのでその嫁さんと３人で食べに出かけた。
食べてから思い出したのだが、食べている間に、麺の味に飽きてしまう。
これはその時も学生時代も変わらなかった。
懐かしかったけど、懐かしいのも美味しいスパイスのひとつ。